長興寺について

about chōko-ji temple

臨済宗妙心寺派
海上山 長興寺(ちょうこうじ)について

今から約640年前、康安年間(室町時代)のこと、鎌倉建長寺の開山大覚禅師のお弟子、友嶽和尚が行脚中、原大塚の海辺にさしかかった時、海の響きに感応道交して歓喜雀躍、念持仏の虚空蔵菩薩を奉安して一堂宇を建立しました。
その場所(一堂宇)が砂州の上にあり、満潮の時には根方街道から見ると海の上に浮かんでいるように見えたので山号を海上山としたと伝えられています。
また、白隠禅師のもとに全国から訪れた修行者たちの宿坊として使われました。
江戸時代になり、徳川幕府の政策により妙心寺派に編入されました。また東海道の整備と共に、他の寺院と同様、海岸寄りにあった境内は、現在地に移転され今日に至っています。

白隠の宿坊

白隠の宿坊

金ぴら堂

金ぴら堂
毎年5月の最終日曜日か6月第一日曜日に「奉納 赤ちゃん泣きずもう大会」がこの金ぴら堂の前で行われます。

長興寺住職プロフィール
松下 宗柏matsushita souhaku
1948年 鹿児島市生まれ。
1973年
  • 東京外大英米科卒業。
  • JETRO(現・貿易振興機構)入会。
1975年
  • 臨済宗妙心寺派専門道場 龍澤寺(静岡県三島市)に入門。
  • 中川宋淵老師、鈴木宗忠老師のもとで参禅修行。
1983年 海上山 長興寺の住職就任。

(モットー)
活動的なオープン・テンプルになるように心がけています。

長興寺 松下宗柏住職